catsand’s blog

米国株、日本株、ETF、ロボ運用など投資について書いていきます

今日は日本株 - 日立化成、GMO

すでに何度かニュースも噂も出ていますが、日立化成(4217)が売却されるようですね。

 

親会社の日立製作所(6501)は着実に子会社の整理を行っていて、2009年に22社あった上場子会社が今は4社になっているようです。日立化成のほかに、日立ハイテク(8036)日立建機(6305)日立金属(5486)が残っているところでしょうか。いずれも日立製作所の目指す社会インフラのビジネスとは遠そうです。

 

もう先回りして買っておくには時期を失していると思いますが、親子上場の会社をピックアップして、子会社整理を狙うという方法もあるかもしれません。

 

GMO(9449)なんて親子上場すごいですけどね…。買収防衛策も採用してるようだし、当たれば面白いかもしれません。

 

GMOビットコインのマイニング参入に期待して買ったりしてましたが、ビットコインとともに株価も下がり撤退してしまいました。改めて見てみようかな。

やっぱり半導体 - SMH、TSMC

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今日は頭をかかえるノアくんです。

 

東京市場は何も頭をかかえるようなことは無かったですけど…。むしろ、任天堂祭りで、関係無い私としては特にやることも無かった1日です。

 

株式市場と関係ないですが、日経新聞によると、経団連と大学が就活ルールの見直しを決めたようですね。新卒一括採用から通年採用へとルールをより柔軟にするというお話です。なんだか、当たり前という気もしますし賛成なのですが、新卒一括採用が無くなると若者の失業率が増える可能性があるという意見も散見されます。それはそれ、という気がしないではないですが…。

 

日本の就活の風景はやっぱりちょっと異常ですよね。昔、アメリカでも定期的に日本からの留学生向けに日本企業が就活イベントやるんですが、なぜだかみんなその日だけリクルートスーツ着て参加して、ちょっと恐ろしい雰囲気でした…。

 

それはそれとして、日経平均順調です。110.44円(0.50%)上昇の22,200.56円で終わりました。しかし、もっと順調なのはSMH半導体関連銘柄の米ETF)です。昨日も上げて終値117.73ドルです。上場来高値という感じですね。SMHの構成銘柄には、インテルとクワルコムも入っているので、先日のアップルとの和解が効いているのかもしれません。

 

日本にはこういうETF無いですね。投資信託でも良いのですが、半導体関連銘柄10~20くらいで作ってくれれば買うんですけど。あんまり需要無いんでしょし、最近は米国のETFがいくらでも買えますもんね。ただ、普段はあんまり為替リスクを気にしていないですが、ドル安と株価下落がダブルで来るとちょっと怖いかもしれません。平気で半値の七掛けくらい行ってしまいそうです。

 

半導体といえば、昨日には台湾TSMCの決算発表もありました。1-3月期の決算は純利益が前年比32%減と大幅下落となったようです。既報の不良品の問題も影響したようです。決してい良い内容ではないですが、アップルとクワルコムの和解を引き合いに出して5Gの時代が来ると、先行きの明るさ見ているようではありました。

 

だた、やっぱり『今後良くなる』との前提で上げすぎですよね…。次の四半期決算のころには期待が剥落して…、というのを(SMHを売ってしまった身としては)待ちたいと思います。

 

やっぱり半導体 - アップルとクアルコム和解しましたね

もう旧聞の部類ですが、アップルとクアルコム知財紛争で全面和解のようです。以前書いたように、iPhoneの5G対応のニュースが全く聞こえてこなかった背景にはクアルコムとの係争があったようですし、インテルにおける開発が上手く行っていなかったのも、インテルの5G半導体撤退のニュースを見ると、その通りということだったのでしょう。

 

アップルクアルコムインテル、ともにニュースを受けて昨日は上昇していました。

 

別のニュースで、アップルがクレジットカードを発行するというのもありましたね。アップルのクレジットカードは、物理的なカードとApple Payで使うバーチャルなカードの組み合わせになっているようで、Apple Payでカードを使った場合のポイント加算など、日本でも受けそうなサービスでiPhoneとそれにまつわる経済圏をがっちり抑えようというところのようです。

 

半導体関連で言えば、フェローテック(6890)ニュースも流れていました。韓国でのCVD-SiC事業から撤退です。韓国子会社および元従業員が不正競争防止法等違反によって起訴されたことに伴い事業の将来性を判断した結果によるものとのことです。CVD-SiC事業だけを見ると、全社売上の3%程度のように見えるので正直業績への影響は不明ですが、『韓国での司法判断の独立性が完全に担保されない懸念』についてリリースで言及するなど、ちょっとザラザラしてますね。

 

今日はTSMCの決算発表があるはずです。前期比減益でしょうが、今後の見通しについてのガイダンスがどうでるか興味深いところです。日本の半導体関係では、25日に アドバンテスト(6857)26日に東京エレクトロン(8035)レーザーテック(6920)が出てきます。SMHは相変わらず絶好調ですが、上げすぎな気もします(今月初めに売ってしまったので負け惜しみです)。まずは個別決算見て、下がったら拾っていきたいと思います。
  

今日は日本株 - MTGとファイブスター

3月末に業績の下方修正を出したMTG(7806)、少しずつ持ち直してきましたがいまだに大幅含み損状態です。今日の終値は1,878円で17円(0.91%)の上昇です。

 

訴訟の多い会社だというのは別に書きましたが、株式会社ファイブスターとの訴訟が新たに始まったようです。ファイブスターに対しては「スリムべノアブレード」に関して2014年に特許侵害で訴訟を起こしており2015年に和解したことがリリースされています。今回の訴訟に関しては特にリリース等も無く詳細不明ですが、2014年の訴訟と関連するものかもしれません。ファイブスターは、『Refa』みたいな美容ローラーを販売しているようなので、こちらが対象かもしれません。情報入ったらまた書いてみたいと思います。

 

それにしても、Gunosy(6047)にもやられてしまいました。先週末発表の下方修正です。昨日はストップ安売り気配で、今日は22円(1.18%)プラスの1,882円で終わりましたが含み損拡大状況です。どうにかして欲しいところです。

 

日経平均は続伸で好調ですが、こういうときに持ち株は上がらないものです。連休挟んで決算が出てくるので、好決算期待しつつポジション軽めで行きたいです。

 

やっぱり半導体 - ファーウェイ

タイガー勝ちましたね。起きた時にはもう決まってしまっていましたが…。オールドファンとしたは感慨深い限りです。

 

さて、なにかと話題の中国ファーウェイですが、5G関連の半導体を外販するというニュースが流れてました。5Gスマホの中核部品は米クアルコムと中国ファーウェイが2強という位置づけだと思います。アップルはクアルコムが大嫌いなので米インテルと組んで開発中らしいですが、全く5G関係のリリースが出てこないため、インテルでの開発がうまく行っていないのではないかという憶測が飛び交っています。

 

ファーウェイは基本的に半導体の外販しないのですが、ここに来てアップルに秋波を送りはじめたようです。成り行きに要注目です。

 

因みに、ファーウェイの半導体を開発しているのは傘下のハイシリコンという会社なのですが、ここも要注目です。いろいろな方面から技術力に対する驚きの声が聞こえてきます。

 

これとは別に、半導体関係では、半導体製造装置の世界最大手の米アプライドマテリアルズが中国企業や研究機関との取引を中止するというニュースも流れていました。米政権の意向に基づくものなのでしょうが、半導体国産化を狙う中国との争いがますます激しくなってきているようです。

 

半導体自体は、おおざっぱに言えば半導体製造装置があれば作れてしまうという考え方もあります。半導体製造装置は日米がいまだに技術的優位を保っている分野でもあり、韓国も半導体製造装置の国産化を進めていますが、まだうまく行っていない状況です。中国も当然半導体製造装置の国産化を進めたいのでしょうが、これにどれくらい時間がかかるのかによって(もう国産化できる前提です(^^;)、日本から装置産業も無くなってしまうかどうかのポイントのような気がします。

今日は日本株 - 大和ハウス

公私ともにバタバタしていてなかなかブログが書けませんでした。

そんななか、日米とも株価はあまり動きなしというところでしょうか。

日本では10連休を控えた手控えとポジション整理が入っているという雰囲気です。このポジション調整で大きく下げる銘柄があればうっかり拾っていきたいと思います。

 

報道によれば、ムニューシン米財務長官が15日から始める貿易協定交渉で為替条項を要求すると明言したようです。まあ、当然といえば当然ですが、週明けの為替、ひいては株式に影響するでしょうか。米国としては本丸は中国でしょうから、そのためにも各国と為替条項を入れて外堀を埋めておきたいのでしょう。

 

さて、先週のニュースとしては、大和ハウス工業(1925)でしょうか。大和ハウスが建てた賃貸アパートと戸建て住宅の2000棟超が不適切な部品や構造で建築されていたそうです。レオパレスを連想させるニュースですね…。

大和ハウスといえば工業化住宅のパイオニアで戸建てや賃貸アパートもたくさん建てていますが、商業施設や都市開発でも有力な企業です。

このニュースは金曜日の場中に流れたんでしょう。金曜日の株価は192円(5.55%)下落の3,266円で終わっています。2018年のはじめには4,500円くらいまでありましたが、その後調整して最近では3,500円前後で行ったり来たりという感じでした。昨年末の市場の調整ではあまり影響受けていないようですね。

普段は全く触らない業界の銘柄ですが、来週の下げ方次第ではちょっと拾ってみるかもしれません。今期も増収増益予想で進捗率も悪くないです。本業は順調なのでしょう。理論株価を見てみるとPBR基準(3,487円)でもPER基準(3,509円)でもやや割安と出ています。だた、これからの成長が大きく見込めるようなところも見つからないので、自律反発だけを狙った取引ということになります。深入りせずに楽しみます。

 

全く話は変わりますが、久しぶりにタイガーが来てますね。一時トップに立ちました。米プロゴルフの話です(^^;。日本の明日早朝が最終日ですが、現地の天候悪いらしく、開始時間が早くなりそうです。ちょっと見られないかな…。

やっぱり半導体 - アドバンテスト

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これは何のポーズでしょうね。バンザイしている割には目はランランです。
 

さて、本日の日経は小動きでした。0.19%上昇の終値21,802.59円です。

 

それにしても、アドバンテスト(6857)強いですね。3.90%上昇で終値3,090円でした。2008年のリーマンショック前高値を超える勢いです。2018年初頭からも順調に上昇基調です。

他の半導体関係と比べると、例えば信越化学(4063)はとっくに2008年以来の高値を抜いていますが、2018年初頭からは下落しています。ちなみに、本日は1.52%上昇で終値10,360円でした。

東京エレクトロン(8035)を見ると信越化学と同じような動きです。本日は0.95%上昇で終値17,570円でした。

 

こうみると、アドバンテストは2018からの上昇が遅れていて、ここで徐々にキャッチアップしてきたという見方が正しそうな感じでしょうか。

 

以前にも書いたように、半導体の高性能化は続いていくことを考えるとテスタの高機能化・高価格化も同じように続くはずで、中期的に見た半導体市場の拡大を思うと、やはり面白い銘柄かもしれません。