catsand’s blog

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やっぱり半導体 - ファーウェイ

タイガー勝ちましたね。起きた時にはもう決まってしまっていましたが…。オールドファンとしたは感慨深い限りです。

 

さて、なにかと話題の中国ファーウェイですが、5G関連の半導体を外販するというニュースが流れてました。5Gスマホの中核部品は米クアルコムと中国ファーウェイが2強という位置づけだと思います。アップルはクアルコムが大嫌いなので米インテルと組んで開発中らしいですが、全く5G関係のリリースが出てこないため、インテルでの開発がうまく行っていないのではないかという憶測が飛び交っています。

 

ファーウェイは基本的に半導体の外販しないのですが、ここに来てアップルに秋波を送りはじめたようです。成り行きに要注目です。

 

因みに、ファーウェイの半導体を開発しているのは傘下のハイシリコンという会社なのですが、ここも要注目です。いろいろな方面から技術力に対する驚きの声が聞こえてきます。

 

これとは別に、半導体関係では、半導体製造装置の世界最大手の米アプライドマテリアルズが中国企業や研究機関との取引を中止するというニュースも流れていました。米政権の意向に基づくものなのでしょうが、半導体国産化を狙う中国との争いがますます激しくなってきているようです。

 

半導体自体は、おおざっぱに言えば半導体製造装置があれば作れてしまうという考え方もあります。半導体製造装置は日米がいまだに技術的優位を保っている分野でもあり、韓国も半導体製造装置の国産化を進めていますが、まだうまく行っていない状況です。中国も当然半導体製造装置の国産化を進めたいのでしょうが、これにどれくらい時間がかかるのかによって(もう国産化できる前提です(^^;)、日本から装置産業も無くなってしまうかどうかのポイントのような気がします。