今日も寝ています - それでもやっぱり半導体
ノアくん、ソファーに挟まって伸びてます (^^)
さて、久しぶりのブログです。本業がバタバタしているのと、上にも下にも動かない相場で、ちょっとサボり気味です。
それにしても今日は上げました。日経平均は361.16円(1.72%)の上昇です。言うまでもなく、米中がG20で首脳会談を開く見込みとなったことによるものです。米中がらみのニュースで上げたり下げたりするだけで、なんともやりにくいですね。
米ブロードコムは、13日に今期の売上高見通しを下方修正して一時株価は260円台前半まで下がりましたが昨日の終値では278円台まで戻っています。
隠れた(?)半導体銘柄、ソニー(6758)は6月に入ってから切り返して徐々に戻してきました。米投資ファンドのサード・ポイントが半導体事業切り離しなどを求めたりして話題になっていました。本当に切り離されたりしたらなかなか胸が熱くなるのですが…。
ということで、今日のNYも引き続き堅調そうなので、明日の東京もひとまず安心して見ていられそうです。ですが、やっぱりやりにくいですね。私もしばらくソファーに挟まって休んでいます(^^;
やっぱり半導体 - 日立ハイテク
今日は日立ハイテク(8036)が強かったですね。14.74%上昇の5,450円で終えました。日立製作所(6501)がTOBで完全子会社化というニュースが出た影響のようです。
既報のように日立製作所は上場子会社を次々と切り離していますが、日立ハイテクは完全子会社化なんでしょうかね。会社からは決まった事実は無いようなコメントがあったようですが…。
日立ハイテクは半導体製造装置の他に医療機器や検査装置も持っていますので、その部分では製作所と相性が良いのかもしれません。半導体製造装置分野だけ切り離すという案もあり得るような気もしないではないですが。
因みに、日立製作所の株価は0.97%の上昇で3,837円で終えています。ここのところ株価も堅調ですし、影響なし、というところでしょう。
他の半導体関係ですとアドバンテスト(6857)が強かったですね。5.08%の上昇です。東京エレクトロン(8035)も堅調でした。2.81%の上昇です。4月後半から下落していたので自律反発ということかもしれません。
米国株はだいぶ戻して切るので、なんとも買いに走りたいところですが、半導体関係はもう少し下があるかもしれないので、少しずつというところでしょう。
やっぱり半導体 - WSTSの世界半導体市場規模予測
ニュースを見ていたら、WSTS(World Semiconductor Trade Statistics)が6月4日に発表した半導体市場予測結果によると、2019年の世界半導体市場規模は前年比12.1%減(約4,000億ドル)とのことです。
半年前の予測では前年比2.6%増だったので大幅に下方修正した形です。
米中貿易摩擦やBrexit、スマートフォン関連需要の低迷などを考慮しているようです。
半導体需要が2019年後半にかけて回復するというコンセンサスはもう消滅したかもしれませんね…。中でもメモリは30.6%減の予測でかなり厳しそうです。
2020年にはプラス成長に回帰するとの予測らしいので、やはり、今年は下値を狙ってちょこちょこ買って行く方向のような気がします。
やっぱり半導体 - Infinion、Cypress
近頃の下げ相場とブログのさぼりで、リクちゃんに完全に見下されてます(^^;
さて、昨日、独Infinionが米Cypressを買収するというニュースが流れていましたね。
Infinionといえば、車載関係の半導体に強くNXPと2強という感じでしょうか(ルネサスも入れてあげれば3強です…)。特にパワー半導体や車載用マイコンが得意の印象です。
買収金額は約90億ユーロ(約1.1兆円)ということです。Cypressの売上高は2,500億円ほどだったと思いますので、これくらいの金額になるのでしょうか。
記事によると、Cypressが強い車載や通信用の半導体を手に入れることで、Infinionは車載関係をさらに強化していくということのようです。
Cypressといえば、あまり車載関係のイメージ無かったのですが、ホームページ見てみるとIoTや産業機器に加え、自動車関係も力を入れているようです。昔はSRAMの会社だったのですが、M&Aも結構やってきていて、プログラマブルSoCやマイコン製品なども持っているようです。
この発表を受けてCypressの株価は23.85%上昇。一方、Infinionは8.05%下がってます。ライバルのNXPは1.67%上昇であまり反応無し。今日のルネサスもあまり反応していないようです(0.62%の上昇)。まずは様子見という感じでしょうか。
半導体関係全般ではSMHは相変わらず低水準で推移しています。全体的にダラダラと下げ続けていて調整不足でしょうか。反転のきっかけを期待しにくい様相です。
私は少しずつ買っていますが、本番は来年・再来年というところになるのかもしれません。
今日は寝ています、改め、やっぱり半導体 SMH
本業のバタバタで全く更新できていませんが、米中貿易戦争がらみで世の中面白くなっています。
ARMもQualcommもGoogleもHauwaiへの製品提供をやめるようですね。このあたりもドキドキするところですが、時間できたら書いてみたいと思います
SMHもドンドン下がっていてハラハラします。24日(金)の終値は99.44でした。直近の高値は3月24日の119.60だと思いますので、約20%の下落です。大幅に下げていますが、昨年末12月24日の80.96と比べるとまだまだ下げ余地があるかもしれません。
コンセンサスになっている年後半にかけて半導体の在庫調整終了というシナリオが後ろ倒しになることまで織り込まれる水準を考えると『80.96』くらいまで覚悟する必要があるかもしれません。
私の、『一定%下がったら買う』積み立てでは、3回ほどSMHを買いました。このまま下げていけば買い増すことになりますが、良い買い場と信じてます。
今日は日本株 - 弁護士ドットコム
対中関税の第4段と3月の景気動向指数の影響で今日の日経も冴えない様子でした。下がったところは拾っていきたいですが、景気減速の気配も強くなってきてなかなか難しいところです。ノアちゃんは余裕の表情でしょうか。
今日は私のお好みの弁護士ドットコム(6027)の決算発表がありました。動画もあります (^^)
2019年3月期の経常利益は前期比1.2%増の5.1億円になり、2020年3月期も前期比1.8%増の5.2億円に伸びを見込んでいます。7期連続で過去最高益を更新する見通しです。
決算発表で強調していたのは、電子契約サービスのクラウドサインが収益化段階を迎えてきているということで、さらに引き続きこの部分に関する投資を継続していくということでした。
数字を見てみると、2019年3月期の売上は約31億円と前期比35.1%となっており、トップラインが順調に伸びています。安心感がありますね。利益の方は、上述のとおりですが、クラウドサインなどへの投資を行いながら順調に利益も積み上げているという印象です。
本日の終値は4,220円(0.71%下落)です。過去には5,000円を試す場面が2度(昨年9月と今年3月)あったのですが、3月中旬以降は伸び悩んでいるイメージです。一段ジャンプして欲しいですね。
米国ではリーガルテックの会社はそれこそ山のようにあるのですが、日本では珍しいですね。市場規模としては段違いに小さい日本でもこの分野が成立することを示してもらいたいですね。明日の市場の反応が楽しみです。