catsand’s blog

米国株、日本株、ETF、ロボ運用など投資について書いていきます

やっぱり半導体株再び - SMH と SUMCO

昨日絶好調だった半導体株のETF SMH (VanEck Vectors Semiconductor ETF)、本日(米国の25日)も堅調に推移しました。終値1.86%の上昇です。24日の時間外で下落したIntelの影響が心配でしたが戻り歩調継続です。

一方、Intelは25日の時間中も下げ終値で5.47%の下落になりました。NYダウ・S&P500・NASDAQの主要3指数がいずれも上昇するなかで下げが際立つ印象です。

Northland Capital MarketsがAMDNvidiaとの競争激化でIntelのシェアが低下すると予想しレイティングを下げたとの報道があるようです。データセンターのAI化によって、CPUに代わりGPUの利用が増えていくという予想のようです。

一方、日経によれば、トランプ大統領連邦政府の一部閉鎖を3週間解除することで与野党と合意したとのニュースがありました。週明けの東京市場もひとまず安心方向といったところでしょうか。

さて、半導体関連ということで、今日は、私が頻繁に取引している SUMCO (3436) についても書いてみたいと思います。SUMCOは、いわずと知れた半導体用シリコンウエハの専業メーカーです。住友金属三菱マテリアルのシリコンウエハ事業が統合される形で誕生した会社です。

2017年のアニュアルレポートによると、2017年12月期の売上高が2,606億円・営業利益420億円という会社の規模で、時価総額は4,000億円強といった感じです。さらに同レポートによれば、半導体用シリコンウエハで30%の世界シェアを誇り海外売上高8割という優良国際企業です。

そんなSUMCOのライバルは泣く子も黙る信越化学 (4063)です。こちらは、半導体シリコンウエハに加え塩化ビニル樹脂も主力事業としていて両分野でともに世界トップシェアです。

さて、そんな SUMCO (3436) ですが、半導体シリコンウエハ専業ということで、半導体業界が伸びれば業績も伸びるというわかりやすい銘柄のはずだと考えています。半導体関連の銘柄は他にもたくさんあるのですが、半導体製造装置だけをみても前工程(東京エレクトロンなど)、テスト(アドバンテスト)、後工程(ディスコなど)の違いによって半導体メーカーの個々の投資状況などの影響を受けやすい一方、半導体のもととなるウエハは半導体業界が伸びる限り必ず伸るものです。

また、25日終値で1,472円と最低購入金額が比較的低めなのも好感が持てます(信越化学は9,060円)。

ここ半年あいだでは5回Entryして4回Exit。4回のExitはすべてプラスになっています。将来的には半導体業界の伸びとともに必ず伸びる会社であるという前提で、押し目を広い早めに利益確定するという方針のトレードです。直近のEntryは昨年末から何回かに分けて行いましたが平均購入価格が1,594円で見事に含み損の状態です。

昨年末のクリスマスショックの影響を直に受けてしまっているので致し方ないですが、半導体業界の発展を信じていますので(その理由はまた別の機会に)2月5日の決算発表を楽しみに見守りたいと思います。