やっぱり半導体株さらに - SONY

SONY (6758) のニュースがあったので一つ。

日経によると、SONYは画像センサーの開発拠点を米国と欧州にも設け、日本を含めた3極大成にするようです。

同記事にもありますが、SONYはCMOSセンサーと呼ばれる画像センサーで世界市場の5割のシェアを持つトップ企業です。画像センサーの規模は2022年には2兆円規模になるといわれており、自動運転・IoTといったテーマとの相性も抜群です。

さて、SONYの株はどうでしょう。一般的には、業績好調で、昨年10月来の株価低下を踏まえて考えると、興味深い銘柄という評価になるのかなと思います。

一方、私の好きな半導体株という観点で考えるとなかなか難しいところもあります。それは、コングリマット・ディスカウントというほどではないのですが、約8兆円規模のSONYの年間売上高のうち半導体事業は10%ほどで半導体事業と株価の連動性が怪しいためです。半導体事業だけ別会社として上場してもらえれば言うこと無いのですが…。

いずれにしても、これからも画像センサー関係では良いリリースが適宜出てくると期待していますので、株価の反応度合いをフォローしていきたいと思います。

因みに、SONY株は少しだけ保有していますが（含み損です…）、今年の投資方針（改めてご紹介します）と反するので早々と手仕舞いしてしまいたいと考えています。

さて、週末も終わり、明日からまたトレーディングの一週間です。25日金曜日のNYの良かったですし、米国の政府機関閉鎖が一旦収束するらしいということで、週明けは明るい気配を感じます。頑張っていきましょう。

ただ、今年の基本は「急落警戒」あるいは「急落待ち」ですので、いつもに増して現金ポジションが低くなり過ぎないように日々自分に言い聞かせながら理性を効かせてやっていきたいと思います。