catsand’s blog

米国株、日本株、ETF、ロボ運用など投資について書いていきます

やっぱりソフトバンク、そして半導体(SCREEN、レーザーテック)

一般教書演説を受けてのダウは0.08%の下落S&PNASDAQ、とも小幅下落しました。それぞれ押し目もなくジワジワと上げ続けてきていまして、昨年10月の高値も見えてくるような堅調な展開です。むしろ、少し下げてくれないとなんだか怖い感じです。

 

さて、昨日の決算を受けたソフトバンクグループ(9984)は大幅高でした。終値で17.73%の上昇です。本当は利確しないといけないんでしょうがもったいなくて売れませんでした…。

 

決算を受けて大幅下落したSCREEN(7735)は朝方ちょっと吹けまして、10%ほどの上昇となるタイミングがありました。最終的には3.73%の上昇です。こちらは無事に利確できました。普段あまり取引しない株なので早めにExitできてほっとしています。

 

さて、レーザーテック(6920)決算説明資料です。レーザーテックは半導体マスク欠陥検査装置が柱の会社です。半導体製造工程では川上の方に位置しています。2月4日に発表した決算では2019年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益が前年同期比56.4%増と好調です。市況としては、半導体業界では一部メモリーメーカーが設備投資を縮小・延期、と必ずしも現状が良いという見通しでは無いですが、売上・利益とも予想を上回り、受注状況をみても半導体関連が好調で高い水準の受注が続いていて(前期比減少ですが)期初予想を上回るとの説明です。東京エレクトロンなどの前工程製造装置メーカーと比べると今後の見通しがより早く好転するという見方をしている印象です。

半導体製造装置市場全体の見通しとしては2019年は4.0%縮小するものの、2020年は20.7%成長し過去最高額となるとの予想です(SEMI予想)。まずまず順調というところでしょうか。本日の株価は2.13%の上昇でした。全体的に、半導体製造装置業界は2019年は減少するもののその後大きく改善するという見立てのようです。株価はすでにそれを見込んで回復しはじめていると思った方が良いかもしれません。今後悪いニュースが出るようなことがあれば、それをきっかけに先行して売られるという展開が出てくるかもしれません。

 

因みに、昨年10月からいち早く下げ米半導体ETFSMHは順調に戻ってきています。結果的に株価の先行指標的に早く売られ早めに戻ってきたという感じでしょうか。私のSMHもやっとプラスに転じてきました。他の同時期に購入した銘柄にくらべ戻りが早い印象です。

 

その他、私のいじっている株ではグレイステクノロジー(6541)が1日で大きく動きました。朝方マイナスに沈んだのですが、その後上昇し、終値では9.55%の上昇です。昨日が決算発表だったのですがその評価が別れたということでしょうか。グレイステクノロジーはまだあまり研究していないのですが、マニュアルの作成・管理・運用ということで直感的に手を出してしまっています。長年メーカーの現場を見てくるとマニュアル作成・管理の大変さというのは身にしみるところがありまして、ビジネスコンセプトだけで惹かれてしまいました。

 

SBGの決算説明会の動画はまだ見れてません。早く時間を見つけて見てみたいです。