catsand’s blog

米国株、日本株、ETF、ロボ運用など投資について書いていきます

今日は日本株 - ヤマシンフィルタ、SUMCO決算

ヤマシンフィルタ(6240)の決算が出ましたね。決算説明資料を見ると進捗率は低いですが前年同期比増収増益とのことです。ヤマシンフィルタは売上の9割が建設機械用のフィルタになり中国依存度も高いです。気になる今後の建設機械市場の総括としては、現状中国で減速感が出始め公共投資も鈍化しているものの今後はインフラ整備の投資拡大を見込む、としています。全体的には減速感は出つつも依然として拡大が見込めるという印象です。

これを受けた本日の東京市場では7.06%の下落(632円)という結果でした。厳しい評価です。私とはいえば、やはり、うっかり手を出してしまいました…。水準的には悪くないのかもしれませんが中国景気の先行きと道連れという感じです。こういう取引をしている間はまだまだということですね…。

 

同様に昨日決算を発表したレーザーテック(6920)の説明会は明日のようです。説明資料はまだ出てないようです。因みに、株価は11.13%の上昇でした。決算を受けた素直な反応です。

 

さて、SUMCO(3436)の決算です(決算説明資料はこちら)。2018年12月期の連結経常利益は前の期の2.3倍の830億円に急拡大しました。一方、同第4四半期の売上・営業利益・経常利益とも第3四半期を下回る結果でした。

市場環境の説明ですが、2018年第4四半期は「能力を上回る強い需要は沈静化も、フル生産継続」「顧客との長期契約に基づき、各口径とも計画通り値戻し達成」、2019年第1四半期の見通しは「300mmウェーハの世界需要は調整局面であるが、当社は従来計画通り、長期契約に基づいた数量を生産予定」「長契に基づき値戻し継続」、ということです。さらに、今後の見通しとしては300mm・200mmともに中期的な需要は堅調という説明です。

長期契約の修正を迫られるほどの市況の激変が無い限り安心ということでしょう。半導体ウエハーも半導体産業の川上側です。ここが悪くないということは今後の中期的な半導体産業全体もある程度安心できるのかもしれません。

明日の東京市場の評価を注目していきたいと思います。

 

因みに、私がうっかり買ってしまったSCREEN(7735)は4.26%の上昇でした。まあまあの動きです。

 

余談です。PayPayのキャンペーン発表が昨日の午後1時にあったようですね。これを受けて、ビックカメラは一時高騰(その後下落)、ユニーファミマも高騰、みなさんさすがですね。私はこの連想・反応に気づきもしませんでした…。