catsand’s blog

米国株、日本株、ETF、ロボ運用など投資について書いていきます

資産運用見直し - 次は積立て

次は積立です。こちらはiDeCoの他に個人で退職金・年金を積み立てるイメージの部分です。今まではWealthNaviなどで積み立てていた部分です。手数料が高いため見直しです。

 

WealthNaviと全く同じポートフォリオを自分でETFを買って作れば簡単なのですが、ドル転したり、購入株数を計算したり、分配金の再投資したり、というのが面倒なので、松井証券投信工房で代替できるポートフォリオを作ってみます。

 

ポートフォリオの基本は『楽天・全米株式インデックス・ファンド』にしてみます。リスクをとる部分としては全世界株式、全世界先進国株式、などでも良いのですが、全世界株式や先進国株式のインデックス投資信託であっても全米株式の影響を大きく受けるので、それであれば相対的にパフォーマンスの良い全米株式にしようかという考え方です。

 

松井証券のページによると、『楽天・全米株式インデックス・ファンド』のリターンは8.4%、リスクは20.8%、信託報酬は約0.17%ということです。信託報酬は申し分無くお安いですね。2σまでみると、8.4%-(20.8%x2)=-33.2ということで、1年間に100万円が66.8万円になるまで暴落することに精神的に耐えられればこれで良いという感じです。

 

直観的には、33.2万円の下落はちょっと慌てるレベルな気がします。66.8万円となると、気持ち的には半値が見えてきてしまいますし…。まあ、20万円程度のマイナスであればまだ耐えられる感じでしょうか。

 

ということで、リスクの低い投資信託をもう一つ選びます。今回は『たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>』を選んでみました。ここの部分は、現金でも、国内債券でも、なんでも良いのですが、気持ち的に少しはリターンが欲しいために先進国債券を選んでいます。それから、全体的にドル建てでの運用となるので、為替リスクを避けるため為替ヘッジ有りを選びました。

 

同じく松井証券のページによると、『たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>』のリターンは1.8%、リスクは4.4%、信託報酬は約0.22%ということです。こちらの信託報酬も十分お安いと思います。

 

あとは両投資信託の割合を変えて、心穏やかに過ごせるリスクのところを見つければポートフォリオ完成です。

 

結論としては、米国株式60%、先進国債券40%の組合せにして、リターン5.7%、リスク13.7%、信託報酬約0.19%というところに落ち着きました。2σまでみたときの下落は21.7万円まで覚悟するという感じです。

 

どうでしょう、シンプル過ぎる気もしないでもないですが、リスクとリターンと信託報酬はそこそこ良い感じのところに収まってると思います。いろいろなポートフォリオで同じようなリスクとリターンを実現できると思いますが、シンプルにすれば信託報酬も安く収まるでしょう。

 

しばらく、これを基本に流してみたいと思います。