ロボ投資 - 米国ETF(VTI・AGG)との比較
先日の記事でWealthNaviよりもVTIやAGGを自分で買った方が…、という内容を書きました。おおざっぱですが、ちょっと検証してみます。
もう超有名になっていますが、VTIはVanguardが提供するVanguard total Stock Market ETFという米国ETFです。米国市場に上昇している約銘柄3,500の銘柄に分散投資しているETFで、このETF一つで米国市場をまるごと買っているのとほぼ同じ効果が期待できるはずです。組入上位銘柄には、Microsoft、Amazon、Apple、Alphabet、Berkshire hathaway、Facebookなど、米国を代表する銘柄が並んでいますが、上位10銘柄合計でも全体の18.30%ということなので、だいぶ分散されていることがわかると思います。トップのMicrosoftでも組入比率は3.0%です。
このVTIですが、昨年12月24日と今年の2月15日の値動きを見てみると、
VTI:119.70 ⇒ 142.74(19.2%上昇)
※ ダウ平均はこの間16.7%上昇
2017年6月22日と2月15日の値動きを見てみると、
VTI:124.74 ⇒ 142.74(14.4%%上昇)
※ ダウ平均はこの間18.9%上昇
※ 私のWealthNaviは3.97%上昇
になります。
次にAGGです。AGGは、こちらも有名ですが、iSharesが提供しているCore U.S. Aggregated Bond ETFで、米国国債などの債権をまとめたETFです。
このAGGについても、昨年12月24日と今年の2月15日の値動きを見てみると、
AGG:105.85 ⇒ 107.30(1.3%上昇)
また、2017年6月22日と2月15日の値動きは、
AGG:110.03 ⇒ 107.30(2.5%下落)
になります。
おおまかに、VTIとAGGを同株数持っているとすると、2017年6月22日から今年の2月15日までの上昇率は10.3%、昨年12月24日からの上昇率は6.0%ということになります。ちょっと単純化しすぎて心配ですが(配当なども考慮していませんし…)、私のWealthNaviより好成績ですね…。もちろん、ポートフォリオとしてのリスクや期待リターンも全然違うのですが、VTIの手数料が0.04%、AGGの手数料が0.05%、と思うとなおさら…。
うーん、計算しなければ良かったかも。
手数料下がらないとどうしようもないかな…。